2009年05月24日

朱蒙(28話)

朱蒙は金蛙に二郡の資料を見せ、戦争するつもりだと述べた。

召西奴は帯素とヤンジョンの取引のことを朱蒙に話した。
あの職人は朝鮮の流民ではなく漢の手下なので気をつけるようにと。

ヤンジョンの陰謀は始まっていた。
応援の職人を次々と夫余に送り込み、いずれは自由に夫余宮に出入りできるようにしようという魂胆である。
ヤンジョンは職人に伝令を送り、わざと鉄器製作を遅らせるよう指示した。

王妃は神女を通じて、凶兆が現れたのは陛下が神宮をおろそかにしたからであるという噂を流させようとしていた。
陛下から愛されない寂しさが憎しみへと変わってきているのだった。

柳花が陛下に会いにきた。
勝てる確信はないが、戦争をして勝てば流民を救えるだけではなく、陛下の権力を脅かす王妃一味の野望を抑えることができると進言した。

朱蒙はヨンポを呼び出し、帯素に勝つ方法があると言った。
それは漢四郡を制圧することであるとけしかけた。

朱蒙は護衛武官たちに鉄騎軍と戦うコツを伝授した。
とにかく兜と鎧の隙間の首を狙うということ。

漢の皇帝はソナミとの戦争が終わるまでは周辺国との友好を維持するとの意向である。
それを伝えるためソルランが夫余に赴いた。
突然のことに帯素は慌てふためいた。

両国の緊張を高めた張本人のヤンジョンが今更娘を送って「友好」とは。
陛下は鼻であしらった。

ソルラン始め玄菟郡の使者を典客部でもてなすため一緒に歩いていると、前から延陀勃の一行がやってきた。
その場では取り繕ったが、後で帯素はまた召西奴に会いに来てこう言った。
「今からでも私を選ぶなら、桂婁に漢の炒鋼法を伝授する。
 それに夫余と桂婁で軍事同盟を結んで桂婁が卒本を統一できるように手を貸す」
召西奴はそれには答えず、
「帯素王子とヤンジョンの娘ソルランが結婚するという噂を聞きました」
と言った。
帯素は否定したが、顔には明らかに狼狽の色があった。

ソルランが連れてきた玄菟城の役人と夫余の工房の職人が深夜に密会をしていた。
朱蒙はその証拠を押さえた上でしばらく泳がせておくことにした。

陛下は臣下を集め、真番・臨屯を攻撃すると言った。
護衛総管である朱蒙がその理由を述べた。
反対する大使者、帯素の前でヨンポは朱蒙の意見に賛成した。

怒り狂う王妃に、帯素は玄菟との取引を打ち明けた。

玄菟城の間諜である鉄器工房の職人は戦争のことを早速ヤンジョンに知らせに行った。
ほぼ同時に帯素もヤンジョンに使いを送り、陛下の戦争の意思を撤回させるので心配しないようにと伝えた。

召西奴は軍商として夫余の戦争に加わりたいとの意向を示し、ヨミウルに吉兆を占ってもらった。

戦争に不安を示す重臣達を集め、朱蒙は護衛部隊の実力を披露した。

戦争の準備に忙しい朱蒙に会うために召西奴は自ら夫余宮に出向いた。
戦争を始める朱蒙と軍商になるという召西奴、お互いを気遣い抱き合った。
それを帯素が見ていた。

陛下が四出道に犬使者を送り、2万の兵を出すように命令した。
馬加は王妃から言い含められているので、
「四出道からは1人の兵も出さない」
と言い、犬使者の首級を陛下に送りつけた。
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2009年05月23日

朱蒙(27話)

ヨンポは朱蒙を呼び出し、今までのことは全て帯素の指示だったので水に流して欲しいと言った。

大使者からも太子を早く決めるように陛下に進言した。
陛下は任命を遅らせる理由を話した。
今帯素を任命すると夫余の権力は王妃と馬加に偏ってしまう。
大使者は、それでも早く任命しないと夫余の民心が乱れてしまうと主張した。

陛下は民心を確かめるため、朱蒙を伴って宮外に出た。
凶兆が現れてからは、人々は外出を控えていた。
厄払いをするまじない師の周りに民が群がっていた。
陛下がまじない師の前に進み出た。
護符を受ければ災いを避けられるというので陛下はお金を払って護符を受けた。

朱蒙は、
「民心はいつか落ち着く。
 陛下が救うべきは朝鮮の流民です」
と言った。

オイ、マリ、ヒョッポは鉄器工房に忍び込み、鉄に混ぜ込む原料を拝借してきた。

召西奴は漢の鍛冶職人をモパルモに紹介したが、職人は肝心なことを何も教えてくれなかった。

玄菟から桂婁に書簡が届いた。
召西奴は帯素がヤンジョンの娘を娶る約束をしたことを知った。

沸流(ピリュ)の君長ソンヤンは生意気な召西奴が気に入らず、刺客を送った。
だが召西奴一行に見事にやられてしまった。
ただ一人ウテが毒矢を受け意識不明になった。
ソンヤンの仕業と分かり、捕らえた。

オイ、マリ、ヒョッポは夫余の工房から持ち出した種々の原料をモパルモのところへ持っていった。
モパルモは全て試したと言った。
みんな落胆して帰った後、モパルモは気付いた。
黄土だけは試していなかったと。

桂婁に突然ヨミウルが現れた。
ヨミウルの治療によりウテの意識が戻った。
召西奴はソンヤンの縄を解いた。
延陀勃はヨミウル一行のために桂婁に神宮を用意した。

陛下は臣下を集め、今から夫余は朝鮮の流民を受け入れると宣言した。
臣下たちは漢との関係の悪化を恐れて反対したが、陛下は
「私の意志に背く者は漢の手下とみなす」
と強く言った。
マウリョンも王妃にせっつかれ陛下に進言したが、陛下は
「私に逆らうと神宮を出ることになる」
と一喝した。

諸加から陛下に陳情書が届いた。
やはり流民保護に反対するという内容だった。

朱蒙は桂婁に出向き、真番と臨屯の資料を見せてほしいと延陀勃に頼んだ。
朱蒙は漢四郡の内、勢力の弱いこの二郡に戦争をしかけようという魂胆である。
漢は今ソナミと戦争中なので二郡に援軍を出す余裕はないという考えだった。

モパルモはとうとう鋼鉄剣を産み出し、ムソンを従えて朱蒙に献上しに行った。
それは帯素が作らせた剣よりも強かった。
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2009年05月22日

朱蒙(26話)

陛下は流民の職人に褒美を与え、帯素を大いに褒め称えた。
王妃も大喜びだったが、ヨンポは苦々しい思いでいっぱいだった。

延陀勃が久々に桂婁に戻り、ヨンポの所業を知った。
解決のため召西奴が夫余城に出向いた。
まず帯素に会い、ヨンポが商団に押し入ったことを告げた。
帯素はヨンポを厳しく叱った。

朱蒙は3人を商団に戻し、自分は夫余宮に戻った。
まずは母の部屋に行き、流民の希望の光になる決意を述べた。

次は陛下の部屋を訪ねた。
陛下は解慕漱との思い出を語った。
そして
「お前は解慕漱の血を引いているが、私が手塩をかけて育てた私の子だ」
と言った。
朱蒙は
「陛下の恩には感謝するが、父を殺した帯素とヨンポは許さない」
と言った。

朱蒙はオイ、マリ、ヒョッポを連れて正式に宮に戻った。
陛下は朱蒙に護衛総管の任務を与えた。

その後陛下は朱蒙と2人きりになり、こう言った。
「解慕漱を殺したのは帯素ではない。
 解慕漱を守れなかった私のせいだ。
 憎むなら私を憎め」

ヨンポはトチの入れ知恵により、今度は朱蒙に取り入って帯素の独走を阻もうとした。

護衛武官の間ではオイ、マリ、ヒョッポを護衛武官にしたことに批判の声が上がっていた。
それを聞いた朱蒙は腕に覚えのある護衛官をオイと対戦させた。
3人の実力を見て護衛武官達は何も言えなくなった。
朱蒙は見事に護衛武官を統率した。

自信をなくしたモパルモは朝から飲んだくれの生活をしていた。
朱蒙が話を聞いてやった。
朱蒙は行き場のないモパルモに、桂婁の鉄器工房で研究するようにと言った。

桂婁には召西奴が案内した。

桂婁では卒本の五那(桂婁、沸流、貫那、桓那、掾那)が集まって君長会議が開かれた。
大君長である延陀勃の代わりに召西奴が出席したことに対し、貫那(クァンナ)の君長が苦言を呈したが、召西奴は正式な代理を任命された者に対して無礼千万と一喝した。

宮廷使者が待ちきれなくなり、太子を早く決めるように陛下に進言した。
しかし陛下は
「もう少し熟考する」
と言った。

帯素は
「私はこれ以上何をすればいいのですか」
と涙ながらに訴えた。
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2009年05月21日

朱蒙(25話)

鉄騎軍の鎧の前には矢も刀も歯が立たなかった。
朱蒙は一旦退散し、夜になって奇襲をかけた。
鉄騎軍は全滅し、流民は逃げた。

玄菟城に漢の鉄官(鉄器を管理する役人)が到着した。
ヤンジョンは帯素を呼び、
「鉄官の許しが出たので鉄器職人を夫余に派遣する」
と言った。
そこで初めてヤンジョンの娘、ソルランに会った。
ソルランは帯素を気に入ったようだった。

ピョリハが柳花に会いにきてこう言った。
「朱蒙王子は夫余に戻ってはなりません。
 戻れば亡くなります」

朱蒙はヒョッポに流民の先導を任せ、オイとマリだけを連れて先に進んだ。

延陀勃はヤンジョンに頼んで漢の鉄官ノグンに会わせてもらった。
ノグンは元長安の豪商である。
延陀勃はいきなり武器の取引を迫った。
ノグンは怒って退席してしまった。
延陀勃はひるまずヤンジョンに説明した。
卒本が鉄器で武装すれば隣国である夫余を牽制できると同時に、西南夷(ソナミ)との戦争で財政状態がよくない漢の利益にもなる。

なんとか兄を出し抜きたいとあせるヨンポにトチが入れ知恵をした。
卒本の君長である延陀勃が夫余にとどまるのは何か魂胆があるはずと。
ヨンポは早速兵を連れて延陀勃不在の桂婁に押し入り、証拠を探すべく捜索した。
ヨンポは押収した書類の中の一つに目を留め、陛下に見せた。

朱蒙が次々と鉄騎軍を襲い足止めさせている間にヒョッポは流民達を安全に夫余へ逃がすことができた。

朱蒙はヒョッポと玄菟で落ち合った。
漢の四城を回り、囚われた流民達の現状を視察するつもりだった。
酒場で飲んでいると偶然ケピルに会った。
ケピルは玄菟にとどまっている召西奴に会わせてくれた。

弓の名手が鉄騎軍を倒し流民を逃がしたとの情報がヤンジョンと帯素にも入った。
帯素はそれが朱蒙ではないかと思った。

召西奴と朱蒙が話している最中に帯素が入ってきた。
朱蒙は
「国が危機的な状況の時に太子候補である兄上がこんなところへ来て、太守と取引でもしているのですか?」
と言った。
帯素は怒って否定した。

また遠くへ旅立つ朱蒙に召西奴は、
「心の一片をお預かりしても気が休まりません。
お気を付けて」
と言った。
朱蒙はそっと召西奴を抱きしめた。
その時、漢の兵士が召西奴の宿を取り囲んだ。
朱蒙は裏口から逃げようとしたが、そこにも兵士はいた。

朱蒙達は何とか応戦し、召西奴が用意した馬で逃げた。

帯素は漢の鍛冶職人を引き連れて夫余に戻った。
陛下にはヤンジョンとの取引を隠して、漢の鉄器工房から抜け出した流民を助けて連れてきたと嘘をついた。

帯素が連れてきた4人の職人は夫余の工房を見て一笑に付した。
そしてモパルモら夫余の職人達を追い出して作業を始めた。
一晩かかってできたものを陛下が試した。
陛下は剣を力一杯打ちつけたが、折れなかった。

漢から逃げ延びた朱蒙は、3人を引き連れチョンム山に向かった。
そこで朱蒙は自分が解慕漱の子であることを3人に明かした。
父の果たせなかった夢を自分が果たす。
3人も朱蒙についていくことを誓った。
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2009年05月20日

12月の熱帯夜(7話)

自動車学校でヨンシムはジョンウとばったり会い、顔の傷を見てびっくりして声をかけたが、ジョンウは何も言わずに通り過ぎた。

ヨンシムを教えてくれるのはジョンウの友人のチョン・ギテだった。
ヨンシムは教習を受けながらもジョンウのことが気になってきょろきょろしていたので壁に激突してしまった。

それを見ていたジョンウが飛んできて手当てをしてくれた。
ヨンシムが帰ってからジョンウが倒れ、救急車で運ばれた。
目を覚ましてから検査した。

姑と義妹がヨンシムの悪口を言っていたのでヨンシムは聞いていないふりをして部屋に入って行き、思う存分嫌味を言った。
義妹用のコーヒーにどっさり砂糖を入れて嫌がらせをしようとしたが、それを間違って義父が飲んでしまった。
義父はなんともないふりをしてヨンシムをかばってくれた。

ヨンシムが庭に出ると偶然ジヘもいたので話をした。
そこへジェファンが帰ってきて、ヨンシムに話があると言った。
「パク・ジョンウには気を付けて。
 あいつ大学時代からジヘのストーカーだったんだ。
 この前もとんでもないことになって殴ってやった。
お義姉さんも危ない目に遭うかも」

ジョンウは父の手術代のために部屋を引き払い、住む所がなくなったのでギテの家に転がり込んだ。

夜中にジファンの携帯にガフンから電話がかかってきた。
ジファンはガフンの具合が悪いから様子を見に行くと言った。
ヨンシムが止めるのも聞かずジファンは出て行った。

ヨンシムはそれから眠れず、夜が明けると同時におかゆを作ってガフンの家に行った。
ドアを開けるとエプロン姿のジファンが立っていた。

ガフンの寝室にジファンの写真がたくさん飾られているのを見てヨンシムは我慢できなくなってトイレで泣いた。

帰りの車の中でヨンシムはジファンに言った。
「私もソウルメイトを作ってもいい?」

ジョンウは教授にこの仕事をやめたいと言った。
ジヘとの関係を正直に言い、納得してもらった。
教授はパリへ留学するように勧めた。
学費はタダ、食費と部屋代は教授がみてくれるということだった。

ヨンシムが自動車学校から帰っていると後ろからジョンウが追いかけてきて並んで歩いた。
陰からジヘが見ていた。

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ヨンシムからさんざん嫌味を言われた後、
「でもあの子の言うことも一理あるわ」
と、義母もけっこうかわいいとこあるなと思った。

それにしてもジファンはひど過ぎる!
ヨンシムがかわいそうでかわいそうでもらい泣きしそうになりました。

ジョンウがヨンシムを見ている時の笑顔はいつも優しいですね。
不倫は絶対よくないけど、ヨンシムとジョンウが先に出会っていればと思わずにはいられません。
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2009年05月19日

12月の熱帯夜(6話)

ジョンウの服を借りてきたヨンシムを姑は
「知らない男の服を平気で着るとは不潔」
とこき下ろした。

ジョンウと一緒に仕事をするようになったジヘは、ジョンウが自分へのあてつけで義姉と仲良くしているのだと思い込み興奮して責め立てた。
そして、ヨンシムがジョンウのことを好きだからあまり会わないようにと忠告した。

ヨンシムはホスピスのおばあさんにおかゆと弁当を差し入れした後、ジョンウの父の病室を訪ねた。
持ってきたカードゲームを一緒にして楽しく遊んだ。

病室を出たところでジョンウが待っていてヨンシムを食事に誘った。
食事中ジョンウは、
「父の部屋に出入りしないでほしい」
と切り出した。
過剰な親切が負担だし、ヨンシムの夫が担当医でジヘの家族だということも負担だと言った。
明るく喋っていたヨンシムが急に暗い顔になった。

家に帰ると子供達が帰ってきていた。
ヨンシムは2人を抱きしめ泣いた。

スミがヨンシムの援助で念願の食堂を開店した。
ヨンシムはお祝いに駆けつけた。
お客が全然来ないので雑用をしながらヨンシムはスミにジョンウへのどうしようもない恋心を相談した。

ヨンシムの母が用事でソウルに来たと言って突然電話がかかってきた。
ヨンシムは夫と子供を連れて会いに行きたかったが、誰も一緒に行くと言ってくれなかった。
ヨンシムは一人で会いに行き、母に焼肉をご馳走し、豪華なホテルを用意した。

ジョンウとイ教授、スヒョン、ジヘの4人で集まって打ち合わせをした。
解散となり、ジヘはみんなの前で堂々とジョンウに資料を探すのを手伝って欲しいと言った。
オフィスで2人きりになり、ジヘが
「抱いて」
と迫ってきた。
ジョンウが抱きしめた時、ジェファンが差し入れを持ってやってきた。
窓越しにその姿を見たジヘは、いきなりジョンウを突き飛ばし、大声を上げて被害者のふりをした。
ジェファンはジョンウをぼこぼこに殴った。

スミの陰謀でヨンシムはジョンウのいる自動車学校に行くはめになってしまった。

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ジヘ、最低!!
大体お金のためにジョンウを振って結婚したくせに、今更ジョンウに色目を使うとは。
これでジョンウも目が覚めたでしょう。
ジョンウの気持ちも分かるけど、いくら誘惑されても人妻を抱いたりしてはだめでしょう。
そこは自制すべき。
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2009年05月18日

12月の熱帯夜(5話)

ジョンウはジヘが出てきたのでびっくりした。
ジファンが帰ってきたのでジヘはとっさに、
「今初めて会ったことに」
と言った。

ジファンはジョンウからヨンシムを受け取って家に入れた。
ヨンシムはべろべろに泥酔して大声で喋り続けた。
ジファンは親の手前、自分と一緒に飲みに行ったことにした。

ジヘはジョンウの家までついて行った。
食事をしてからジヘは
「時々ここに来てもいい?」
と言ったが、ジョンウは
「もうここへは来ないでくれ」
と言った。
ジヘは自分とジョンウの関係をヨンシムに知られているので、ヨンシムには会わないでほしいと言った。

ジヘを見送ってからジョンウは膝が痛みその場から動けなくなった。

朝になり、ジファンはかなり怒っていた。
「誰とでも馴れ馴れしくするな。
 不愉快だ」

ジョンウがイ教授の紹介でインテリアの仕事をすることになった。
共同作業者の顔合わせでジヘが来ていたのでびっくり。
イエローブリック代表のスヒョン(ジファンの妹)も来ていた。

ヨンシムは先日姑の取材で迷惑をかけたおばあさんの病室へ謝罪をしに行った。
掃除をして手作りのおかゆをあげて一緒に散歩をした。
最初は嫌がっていたおばあさんも明るいヨンシムに心を許したようだった。

おばあさんの娘スクジャが病室に来ておばあさんの姿が見えないので探しに出て、車椅子で楽しく散歩しているヨンシムとおばあさんを発見した。
スクジャは
「母をおもちゃにするな」
と怒った。
ヨンシムは
「誠意です」
と弁解したが、スクジャはかまわず大声でくってかかった。
周りに人が集まってきた。
そこへジョンウが助けに入った。
「この人は正直な人です。
 信じてあげてください」
おばあさんがスクジャを叱りヨンシムに謝った。
人が散り、ジョンウはヨンシムの肩を抱いて病院の待合コーナーまで連れて行った。
ジファンはその一部始終を見ていた。
ジョンウは歌を歌ってヨンシムを慰め、プレゼントを渡した。

ジョンウが父の病状を聞きにジェファンの部屋に行くと、そこにはジファンもいた。
ジェファンは手術のことを説明したが、
「手術をするかどうかは費用のことも考えて決めて下さい。
 こちらは患者の経済状況まで関知しません」
などとビジネスライクに言うので、ジョンウはカッとなりジェファンのむなぐらをつかんだ。
ジョンウはこんな男にジヘを取られたのだと思い悔しかったのだ。
ジファンがとりなし、
「手術は私がやります。
 お互いの信頼が大事です」
と言った。

病室へ帰ると父が荷物をまとめて南海へ帰ろうとしていた。
ジョンウは怒って飛び出した。
病室の前で話を聞いていたヨンシムはフンを背負ったままの姿でジョンウを追いかけた。
こっそりつけているつもりがジョンウにはすぐばれてしまった。

一緒に写真展を見に行った。
フンのおむつを替えている時にヨンシムはおしっこをかけられてしまい、ジョンウの服を借りた。
そこへたまたまジヘが母と一緒に入ってきて2人を見てしまった。
ジヘは気付かれないようにすぐに出て行った。

ヨンシムが家に帰るとジヘが何も知らないふりをして質問攻めにしてきた。
ヨンシムはうまくごまかしたつもりだったがジヘにはばればれだった。

ヨンシムはジョンウからもらった化粧水を付け、庭に出て今日の楽しかった出来事を反芻した。
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2009年05月17日

朱蒙(24話)

オイとマリとヒョッポは街中で偶然トチに会い、袋叩きにした。

旅立つにあたって、朱蒙は延陀勃に昔会った解慕漱将軍のことを聞いた。
解慕漱は召西奴の命の恩人であった。

朱蒙は母にだけ1通の書簡を残し、3人を連れて旅立った。
ヒョッポの父が多勿軍だったので、まずはヒョッポの父の友人に会いにいくことになった。

陛下は朱蒙が解慕漱のことを知ってしまったのではないかと思い至り、柳花に確かめた。
何も知らず叱責した自分を責めた。

朱蒙が脱落した今、臣下達は帯素が太子になるものと決めてかかっていた。
だが、陛下はもう少し様子を見ると言った。

ヨンポは重臣達を呼び出し、賄賂を贈って取り込みを始めた。

玄菟城から商団に書簡がきた。
漢の鉄官(鉄器を管理する高級官吏)が玄菟城にくるという。
夫余を牽制する意図があるとみられる。

帯素が召西奴に会いにきた。
改めて召西奴への愛を伝えた。
いずれ王位につく私の妻になった方が卒本のためにもなると言って翻意を迫った。

朱蒙一行が猪加村で水をもらおうとしたが、その井戸の水は赤かった。
村人によると、ヨミウル神女が夫余を捨ててから水が赤くなったという。

猪加村以外にも各地で奇怪な現象が現れていた。
マウリョンは陛下に報告した。
臣下達は戦争の予兆かとざわつき始めた。

朱蒙はヒョッポの父の知人の家に行き、多勿軍の思い出話を聞いた。
知人が持っていた多勿軍の標識の中からヒョッポは父のものを譲り受けた。
朱蒙は自分の目で朝鮮の流民を見たいと思った。

朱蒙一行が一休みしていると何者かが取り囲んだ。
朱蒙は彼らが匪賊ではないと直感し、武器を捨てた。
捕らえられ集落に連れて行かれた。
流民達であった。
漢に売り渡されると思い、警戒しているのだった。
ヒョッポが先ほどの標識を見せると流民は安心して縄を解いてくれた。

流民は漢の労役場で味わった苦労を語った。
今は漢を恐れてどこの国も受け入れてくれないと言った。
朱蒙は金蛙王なら受け入れてくれるはずだと言ったが、流民は金蛙を信用していなかった。
解慕漱の死後20年、金蛙は何もしてくれなかったというのだ。
護衛の申し出も断られたので朱蒙は流民達に馬を贈った。

流民の集落を後にして歩いていると、鉄騎軍が集落に向かっているのが見えた。
急いで助けに戻ったが流民達は全員捕らわれた後だった。

朱蒙達は鉄騎軍に向けて矢を放ったが、固い鎧の前には歯が立たなかった。
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2009年05月16日

朱蒙(23話)

ヨミウルは自分が解慕漱と朱蒙に犯した罪を全て告白し、どんな罰でも受けると言った。

朱蒙は衝撃の中、解慕漱との日々を思い出していた。
泣きながら、
「父さん」
と何度も呼んだ。
父を殺した兄達への憎悪が一層募った。

ヨンポは自分がヨミウルを追い出したのだと有頂天になり、次は朱蒙を亡き者にしようと企んでいた。

朱蒙は母から解慕漱のことを聞き出そうとしたが、なかなか本当のことを言わなかった。
今度は陛下に会いに行った。
朱蒙は陛下を前にして何も言えなかった。

トチに呼び出され行ってみるとヨンポが現れ、
「太子をあきらめればプヨンを返してやる」
と言った。

朱蒙は考えた末、陛下に太子争いから抜けると申し入れた。
陛下は大いに失望した。

朱蒙はもう一度母を問い詰め、とうとう解慕漱が父だと認めさせた。
母の願いは、朱蒙が父の仇である漢と夫余に復讐することだった。
朱蒙は母の願いをきっとかなえると誓った。

召西奴は朱蒙が太子争いから降りた理由をオイとマリから聞き、憂鬱になった。

プヨンが解放された。
朱蒙は
「お前のために競争を降りたのではない。
 気にするな」
と言った。
オイはプヨンにプロポーズした。

プヨンは朱蒙に書簡を残して弟妹とともに夫余を離れた。
それを聞いたオイは狂ったようにプヨンを探し回った。

朱蒙は召西奴の部屋を訪ね、しばらく夫余を離れると言った。
そして胸に下げた指輪を召西奴に渡した。
「心の一片をお嬢様に預けます」

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解慕漱が父だと知って朱蒙はどれほど無念な思いをしただろう。
「一度もアボジと呼べなかった。親不孝をした」
この一言に全てが表れています。

召西奴が朱蒙を好きなのは分かるけど、朱蒙の心はどうなんだろう。
指輪を渡しはしたけど、どちらかというとプヨンの方に情を注いでいるように見える。
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2009年05月15日

朱蒙(22話)

神宮に刺客が現れた。
神女の守備隊が応戦している間にヨミウルと数人の取り巻きが避難した。
宮中が大騒ぎになったのでヨンポは動揺したが、父母のためだと自分を納得させた。

母と帯素に問い詰められてヨンポは白状した。
帯素は激怒した。
ヨミウルの安否は誰にも分からない。
帯素はナロに、ヨミウルを探し出しとどめを刺すようにと命令した。

朱蒙はプヨンをさらったのがヨンポだと見抜いていた。

陛下はソンジュと一緒に町に出かけ、庶民の様子を探りに行った。
町では金蛙王がヨミウルを殺したとの噂が飛び交っていた。

ヨミウルから延陀勃に呼び出しの書簡が届いた。
ウテと朱蒙が同行した。

ナロの一行が一足早くヨミウルを見付け出し、護衛を斬り始めた。
朱蒙とウテが助けに入った。

朱蒙はヨミウルに訊いた。
「ご存知の通り、私が多勿弓を折りました。
 しかし私が何故夫余に暗雲をもたらすとお考えなのですか」
ヨミウルは
「天命です」
と言って朱蒙の前に跪いた。
ヨミウルは延陀勃が味方になってくれることを確かめた上で神宮に戻ることを決意した。

ヨミウルは金蛙の前に現れ、話し始めた。
「解慕漱将軍を幽閉したのは正しい選択だった。
 さもなければ将軍は先代の王に殺されていたでしょう。
 私は将軍を保護したのです。
なのに将軍を殺した王子2人に陛下は何も罰を与えていない。
 柳花夫人を慕うがゆえ、陛下も密かに将軍の死を願っていたのではありませんか」
最後の一言を聞くなり金蛙は剣を抜いた。

ヨミウルは自ら神宮を出ていくことになった。
ヨンポは大喜びでトチのところに行った。
プヨンの様子を見に行くと、プヨンは自分で舌を噛んで倒れていた。
急いで医者を呼び、なんとか命だけは助かった。

ヨミウルは出ていく前にソリョンにピョリハの世話を頼んだ。
今度は柳花に会い、宮を出てからは朱蒙に仕えると言った。

後任の神女には王妃の思惑通りマウリョンが就任した。

ヨミウルは朱蒙を呼び出し、朱蒙の本当の父は解慕漱であると告げた。
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posted by プチトマト at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 朱蒙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする